今日ラボマネから来たメールによると、「最新の結晶実験のプログレスレポートを送ってくれ」という。最新というのは、一番最近に送ったレポートのことなのか、あるいは今日現在の結晶実験の進捗状況を記したレポートを作れということなのか。とりあえず以前送ったレポートを添付しつつ、新しく作って欲しいのかと聞いてみた。
その返信によると、PDFファイルではなくてWordファイルで送ってこいと言う。そして、最近やった結晶だけでなく、過去の共結晶のレポートも一緒に送ってこいとのこと。Wordで送れというのは、つまりコピー&ペーストして何か新しい文章を作っているのだろう。
何を作っているのか、こんなブリーフレポートで良いのか、もっと総括的な内容のレポートでなくていいのかと聞いたところ、返信によると、「これで良い」の一言。何かをやっているのは間違いないけど、何をやっているのかはわからない。ボスに送るにしては、去年のデータをよこせといっているところからして違いそうだ。となると、おそらくNSFのグラントの審議委員会あたりに出す報告書を作っているくさい。が、こっちに情報を流さないので、何をやっているのかさっぱりわからない。おそらくは、グラントの有効期限をこの夏から今年いっぱいまで延長する手続きに関係しているのではないかと思うのだけど。
それにしても、こっちの質問に一切答えないのは、相変わらずだな。
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数日前から、胸のあたりに違和感を感じていた件。土日でいったん改善してきたものの、昨日今日とまた具合が悪くなってきている。ここのところ、さらにちょっと症状が進行して、喉の奥が押し込まれるような感覚もするようになった。相変わらず痛みは感じないものの、食後の胃の膨満感がずっと続く、ゲップが出そうな喉の奥の感覚(でも出ない)、横になると胃から胃液が出てきそうな感覚(でも出ない)、といった感じの症状があり、それらをネットで検索した結果、どうやらこれは逆流性食道炎とやらではないかという結論に至った。
ここ数日は、寝るために横になると、胃液が食道を上がってくるような圧迫感があり、気持ち悪くて眠りにつくまでに30分近くかかる。食道炎というと、痛みが伴いそうなものだけど、今のところ痛みは全くない。食欲もあるし、そんなに気分が滅入っていると言うわけでもない。強いていえば、昨日書いたように、身の回りのすべてが現実と解離された感覚がする程度だ。でも、ネットで調べたところでは、逆流性食道炎というのはストレスが原因で発症する病気らしいので、やはりストレスを感じているのだろうと思う。
ストレスの原因は、間違いなくPhD論文書きとディフェンスだろう。というか、この4ヶ月間、それ以外にやっていない。この、真綿で首を閉められるようなダラダラとなだらかに続く圧迫感は、今までに経験したことが無いタイプのストレスだ。院生2年目の頃、その時取っていた授業のスケジュールが激烈で、自律神経がぶっ壊れて、夜になると腹痛と下痢が続くという悲惨な時期があった(
2008年3月のブログ)。あのときは、ごく短期間にプレゼンやテストやTAの仕事が大量に押し寄せ、完全に許容量を超えたせいで体を壊したのだけれど、今回はその真逆といっていい。
忙しさからくるストレスの時には、その原因となる各種イベントを乗り切ったところで、徐々に体が回復していった。しかし、今回はその原因を解消するディフェンスまで、まだ数ヶ月もある。昨日、夏セメスター用の書類にサインするためにラボマネのところに行って話したところでは、ディフェンスを8月以降に延期するのは確定で、あとはボスがいつこっちに来られるか次第だという。雰囲気的には、9月か10月になりそうだという感じだ。そうすると、あと5ヶ月近くもあることになる。
1月から始まったストレスが、10ヶ月もの長いスパンでジワジワ続くという経験は、未だかつて無い。なんとかストレスをコントロールして自分の体調を維持しないと、ディフェンス前に倒れるんじゃあるまいか。2008年当時は肉体的にピークの時だったから何とかなったものの、すでに衰えてきている30歳でなんとかできるかどうか、ちょっと自信が無い。
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ここのところ、地に足がつかないというか、感覚に現実感が伴っていない感じがする。毎日ラボに行って実験をし、帰ってきて食事をして寝て起きるとまたその繰り返しというルーチンが無くなった現状、何もかもが平坦で、時間がゆっくり流れていくような感じだ。おそらく、定年退職した直後に、仕事が無くなってボンヤリしているおじさんの持つ感覚に近いかもしれない。
ちょうど夏休みに入って、周囲の住人がゴッソリいなくなって、窓から見える風景に人影が消えたせいもあるだろう。物音1つしない空間に、ただ自分だけがいるという感じ。窓の外を見ると、青い空が広がり、遠くの山のてっぺんに少し雪が残っていたり、一面に広がる緑の芝生のあちこちに黄色いタンポポが咲き、今年生まれたばかりと思しき小さなゴーファーがチョコチョコ歩き回っている。毎年見る風景なのに、今年はまったく現実感が無いように感じる。
この感覚の原因は、ここのところほとんど人と接触していないことだろうと思う。僕は特に寂しさとか孤立感は感じない質なので、精神面に問題は感じないものの、何かがおかしい。例えるなら、人と接しないと、自分の中の歯車が世界のどこともかみ合わず、ただ空回りしてクルクルしているような感じだ。人付き合いは僕にとって厄介な案件の1つなのだけど、それでも他者との関わりは生き物として必要なんだなと思う今日この頃。
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